日ナレの面接 内容と対策は?

 

 

 

 

 

日ナレの入所試験での内容は
筆記試験と面接、実技が行われます。

 

国語の筆記試験は漢字の読み書きや
反対語などの基礎学力の把握なものを試されます。

 

 

声優やナレーターという職業は、
言葉を使って仕事をするのですから
国語力は必要になります。

 

 

面接、実技では5〜7人程の少人数で行われます。

 

自己紹介と自己PRは違いますので、
自分の特技や趣味にからめて自己PRを考えておくことで
不安が解消されます。

 

 

 

 

合格するための面接対策ですが、
とにかく元気で最低限のマナーさえ守れば問題ありません。

 

 

初対面でタメ口のような話し方は言語道断です。
聞かれた事に対しては大きな声でハキハキ答えるのが基本です。

 

 

また、声優養成所だからといって、へたに声を作る必要はありません。
面接官は自然な声を聞きたいので、個性を見せようとせず、
真面目に元気に答えるだけで十分です。

 

 

 

 

日ナレの面接で、特技はなにがベストかというと、
カラオケなどは仕事に生かせることを
主張しやすいので最適ですが、

 

 

脚色せずに本当の自分が得意とすることを
アピールすることをおすすめします。

 

 

特技は人それぞれ異なったほうが
アピールポイントになりやすいですし、

 

 

実際に見せて下さいといわれることも考えられます。
嘘をつかずに本当に得意としていることを
自信をもってアピールすることをおすすめします。

 

変わった特技だと覚えてもらえる利点もあります。

 

 

 

 

日ナレの筆記テストは一般教養として
最低限度必要な中学生レベルの漢字の問題や、
一般常識程度の内容が試験で出ます。

 

 

あまり難しい問題は出ませんが、
基本的な漢字やことわざは勉強しておく必要があります。

 

 

一般常識として必要な教養を身に着けておくと安心です。

 

 

 

 

日ナレの面接で出される漢字の課題は、
常識の範囲内、というレベルでよいと考えますが、
中学・高校で一般的に習うものが出されます。

 

 

特別に難読・難解なものが出されるわけではありません。

 

 

もしも時間の余裕があれば、対策として
漢字検定の準二級取得を目標に勉強してもいいかもしれません。

 

 

実際、その程度まで学習していれば、
日ナレの面接で困ることはほぼありませんし、

 

 

資格としてエントリーシートに書くことで
一つ大きなポイントとなります。

 

 

 

 

作文に関しては
「どうして日ナレに入りたいのか」
「なぜ声優を目指そうと思ったのか」など
志望動機について
400字詰め原稿用紙1枚に書くことが課題となります。

 

 

一度、家で志望動機について
自分の考えをまとめておくとよいでしょう。

 

 

本番は丁寧に熱意をしっかり伝えるつもりで
書くとよいでしょう。

 

 

 

 

実技試験ですが、
実際に面接を受けた人の情報によりますと
詩や本などを朗読するといった内容が
明らかになっています。

 

 

あまりにも緊張してしまって
落ちてしまったという話を聞くこともありますが、

 

自分らしく堂々としていれば心配することはない
という意見も多く見られます。

 

 

実技の技術は入学してから向上させることが出来ますので、
緊張せずに自分らしい表現をすることが重要です。

 

 

 

 

実技試験では、演技や台本読みの他に、
早口言葉が課題になることも少なくありません。

 

 

その全貌は明らかにはなっていませんが
突拍子もない難易度ではないことは確かです。

 

 

基本的に、『外郎売り』などの
オーソドックスなトレーニングを積んでおけば問題ないでしょう。

 

 

練習を繰り返せば自分の苦手とする言葉も自ずと分かります。

 

 

 

 

実技試験では、
当日に配られたナレーションやセリフの課題を読みます。

 

 

滑舌や発声に問題のある方以外は、
落ちる心配がない試験です。

 

 

もしも不安であれば、
対策としては、家で詩や戯曲などを
実際に声を出して読む練習をしておくのがおすすめです。

 

 

 

 

日ナレの演技の面接では、
短い脚本のペーパーが配布されて、
それを短時間に理解して表現することを求められます。

 

 

昔は辞書がテーブルに用意されたりしていましたが、
今はスマホでも何でも、使えるものは利用し尽くして
解らない文字や語彙を調べて
出来るだけ正確に意味を把握し、演じるのです。

 

 

照れたり恥じたりしている暇はありません。
他の受験生の様子は気にせず、
与えられた課題(演目)を
自身がどこまで深く理解できるか、ということに、
とにかく集中することが大切なのです。

 

 

 

 

日ナレの面接で行われる質疑応答の内容は、
志望動機を聞かれるケースが多いといわれています。

 

 

なぜ学校に入りたいと考えたのか、
学んだことを生かしてなりたい将来像などを
聞かれることもあります。

 

 

また、やる気をはかるため
変わった質問をされることもありますが、
ポジティブな受け答えをしておけば
それほど緊張する必要はありません。

 

 

周りの志望者も緊張しているから大丈夫と考えて
いつも通り受け答えをしましょう。

 

 

 

 

日ナレの面接における自己PRでは、
自分を合格させることで
どのようなメリットがあるのかを
伝えることが重要になります。

 

 

審査員はその人の得意なことや出来ることに注目していて、
それがどのように仕事に繋げられるかを考えています。

 

 

特に事務所所属のオーディションでは
声優としての演技力はもちろんのこと、
歌唱力・トーク能力・キャラクター性・将来性といったように、
求められている要素は様々なものがあります。

 

 

そのため、自分を売り出す面接での
自己PRを通じて自分の能力を仕事に活かせることを伝えることで、
合格に大きく近づくというわけです。